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横浜MF山根 右SBでの出場機会増へ意欲 8日の横浜FC戦の幻のゴールは水沼から謝罪

[ 2023年4月11日 15:02 ]

シュート練習を行う横浜のMF山根
Photo By スポニチ

 横浜F・マリノスは11日、15日のアウェー湘南戦に向けて神奈川県横須賀市内で練習を行った。8日の横浜FC戦で今季初先発したU―20日本代表MF山根陸は、右サイドバックとして5―0の快勝に貢献。本職はボランチだが「試合に出ることが一番の成長。(サイドバックとして)試合に出たことでプラスになった。違うポジションをやることで選手としての幅も広がる」と右サイドバックとして出場機会を増やすことにも意欲を見せた。

 右サイドバックはDF小池龍が右膝蓋骨骨折で長期離脱。DF松原も負傷でコンディションが万全ではなく、山根にとっては出場機会を増やすチャンスだ。横浜FC戦では前半6分に右サイドから内側へ切り込んで豪快なシュートでゴールネットを揺らしたが、直前にパスを出したMF水沼がオフサイドポジションにいたため、VAR判定でゴールは取り消し。プロ初ゴールは幻となり「嘘だろ?と(笑い)冗談だと思いますけど(水沼からは)“ごめん”と言われた。全然謝らなくていいんですけど」と苦笑いで振り返った。それでも「オフサイドになったけど、ああいう形をつくれたのは凄く良かった。自分もあそこに入っていっていいんだなと思えた」と手応えをつかんだ様子だ。

 次節の湘南戦に向けても「チームとして連勝するのが大事。試合に出ている時にチームが勝つのが評価になる。出られたら前回出た課題をいい方向につなげていきたい」と意気込んでいた。

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2023年4月11日のニュース