ブライトン・三笘 20メートル芸術的ループ弾でプレミア日本人最多7得点「まだまだいける」
プレミアリーグ ブライトン3-3ブレントフォード ( 2023年4月1日 )
ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)が1日のホームのブレントフォード戦で、プレミアリーグの日本人シーズン最多となる今季7ゴール目を決めた。0―1の前半21分にGKからのロングフィードを芸術的な右足のループシュートで流し込んだ。フル出場した三笘は、これでカップ戦と合わせて今季公式戦で通算10ゴール。日本の至宝は残りのシーズンでさらなる記録更新を狙う。
メモリアル弾は鮮やかな一発だった。0―1の前半21分だ。味方GKのロングフィードに鋭く反応した三笘は、飛び出してきた相手GKの位置を冷静に確認。「チームとして“あそこを狙え”というのは常に言われてる。(相手)キーパーが迷っていて、もう(前に)出ないって分かった。下がりきれなかったので、“ループの方がいいかな”という感じでした」。最後は右足ダイレクトで相手GKの頭上を越す約20メートルの芸術ループ弾を流し込んだ。
公式戦では2戦連発、リーグ戦では3戦ぶりとなる今季7ゴール目。ついに香川真司(34=C大阪)がマンチェスターU時代の12~13年、岡崎慎司(36=シントトロイデン)がレスター時代の17~18年に記録した6点を超えるプレミアリーグでの日本人シーズン最多得点記録を更新した。偉大な先輩超えを果たした三笘だが「そこを超えられたのは良かったが、まだまだいける。たくさん試合があるので、勝利に貢献できるプレーが一番」と決して満足はしていない。
日本代表のコロンビア戦から中3日。長旅の疲労も全く感じさせなかった。今季公式戦でも通算10得点とし、2月28日のFA杯ストーク戦から続けてきたゴールかアシストの記録を公式戦6試合連続に伸ばした。期待がかかるリーグ戦2桁得点へ「行ければいいですけど、一つ、一つ点を決めてチームの勝利に貢献して順位を上げることが一番」と三笘。世界を席巻するドリブラーの快進撃はまだまだ止まらない。(田嶋康輔通信員)
2023年4月3日のニュース
-
横浜 8日に横浜FCと2年ぶりの横浜ダービー 日産スタジアムに巨大YOKOHAMAモニュメント登場
[ 2023年4月3日 11:00 ] サッカー
-
FC東京・バングーナガンデ 右膝蓋骨の骨挫傷で全治4週間
[ 2023年4月3日 04:59 ] サッカー
-
セルクル・ブリュージュの綺世 2戦連発!リーグ戦最近10戦8得点とゴール量産
[ 2023年4月3日 04:59 ] サッカー
-
ブライトン・三笘 20メートル芸術的ループ弾でプレミア日本人最多7得点「まだまだいける」
[ 2023年4月3日 04:59 ] サッカー
-
J2清水 成績不振でリカルド監督解任…当面は秋葉コーチが指揮
[ 2023年4月3日 04:59 ] サッカー