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三笘薫 自身初体験のW杯で通用したと思う部分「ドリブルではがしてチャンスを作るっていうのは」

[ 2023年2月9日 11:47 ]

三笘薫
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 ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)が8日放送の「ABEMA NEWSチャンネル」内のインタビュー「MITOMA~頂点を目指す者~」に出演。昨年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で通用したと考える点について語った。

 W杯では1次リーグ初戦のドイツ戦から得意のドリブルで相手DF陣をかく乱し、ジョーカーとして強烈な印象を残した。スペイン戦ではラインギリギリの逆転アシストが「三笘の1ミリ」と話題となり、世界中を魅了。しかし決勝トーナメント1回戦ではクロアチアとの120分死闘の末に突入したPK戦で敗退。2番目にPKを蹴った三笘も相手GKに止められ、試合後は涙を流した。

 インタビュアーの元日本代表・内田篤人氏から「ドイツとスペインに勝利しましたし、通用できた部分っていうのは何か感じましたか?」と問われると、三笘は「僕は途中出場だったので、その中でアクセントになるところだったり、カウンターの時にドリブルで(相手のマークを)はがしてチャンスを作るっていうのは、まあ少しはできたかなと思ってます」と分析した。

 大会全体ついては「まあこのW杯短期間で終わってまた4年後ってところでは、ここで結果を出さないといけないっていうのは分かってるんですけど、まあクラブでやってるサッカーと代表でやってるサッカーが違う中で、今回は短期間だったんですけど、そこでそれにもう一回なじんで、僕もポジションが違いましたし。そこでしっかりとしたプレーを出すためにってところでの難しさっていうのは感じましたし。ここで評価されるっていうのは難しいなと選手として感じましたし」と慣れないウイングバックとしてもプレーし、代表とクラブの違いにも苦しんだと振り返った。

 「でもそれだからこその価値があるなって。まあだからこそいろんな選手がこのためにやってる。まあ一番上の大会だとは感じました。まああれだけ日本の皆さんが盛り上がって、これだけ人の心を動かすっていうのはワールドカップでしかできないなと感じてましたし」と語った。

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2023年2月9日のニュース