鹿島の10番MF荒木がヘルニアからの復活期す「10得点10アシストが目標」

10得点10アシストを目標に掲げたMF荒木遼太郎（C）KASHIMA　ANTLERS
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　鹿島の“背番号10”MF荒木遼太郎（20）が19日、オンラインで取材に応じ、今季目標に「10ゴール、10アシスト」を掲げた。昨季はヘルニア治療で長期離脱するなど不本意なシーズンを過ごしただけに「去年の分もチームに貢献したい」と、3年目のシーズン開幕を前に目の色を変えて取り組んでいる。

　21年には10得点を挙げベストヤングプレーヤー賞を受賞した若きファンタジスタも、昨年はケガの影響もあってわずか1得点にとどまった。「もっとゴール前に入っていくところが必要。ゴール前でのアイデアを出せば目標は達成できる」と決意を語った。

　昨季後半には試合に出場するなどヘルニアは完治し、宮崎キャンプにも参加している。オフには実家がある熊本県に戻って自主トレを実施した。課題という守備力を高める対人練習に加えて「お肉がつきすぎないように毎日ジョグした」と有酸素運動をメインに体を絞ってキャンプに臨んでいる。

　24年パリ五輪世代ということもあり、日の丸も目標の一つ。「パリ五輪は自分たちの世代の大きなイベント。そこに絡んでいけるようにしたい」と決意を語った。