東山が2年連続ベスト8　高川学園は“トルメンタ改”不発

第101回全国高校サッカー第4日・3回戦   東山2－0高川学園 （ 2023年1月2日    柏の葉 ）

＜3回戦　東山・高川学園＞後半、チーム2点目のゴールを決め喜ぶ東山・真田（右）（撮影・沢田　明徳）
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　今大会優勝候補の一角・東山（京都）が昨年大会に続く2年連続ベスト8に進出した。高川学園（山口）に2―0と快勝した。

　前半1分にDF石井亜錬（3年）が今大会初得点となる先制点。後半11分にはGKからのビルドアップで最後はMF真田蓮司（3年）がゴール右隅に2戦連発弾をたたき込み、終始、主導権を握り続けた。

　守備陣も安定感抜群だった。セットプレーの際に選手たちが手をつないでぐるぐる回る「トルメンタ」（嵐）で注目を浴びる高川学園に、与えたチャンスは1回のみ。2試合連続無失点に抑えた。

　高川学園は後半21分にボールホルダーではなく、キッカー3人が手をつないでグルグル回る“トルメンタ改”を披露したが不発。準決勝まで勝ち進んだ昨年を超えることはかなわなかった。