カズが初蹴り　8日から横浜FC宮崎キャンプに参加　去就は今月中に決断「あとは自分自身が決めるだけ」

カズ
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　元日本代表FW三浦知良（55）が2日、静岡市内で行われた自身の出身クラブ「城内FC」の初蹴りに参加した。

　小中学生と一緒にボールを蹴ったカズは「1年に1回、OBと現役がグラウンドに集まってサッカーできることをうれしく思う。今はオフで体があまり動かないけど、みんなでエンジョイできたので良かった」と白い歯を見せた。

　2月には56歳になる。23年の抱負を聞かれ「いつもとやることは変わらない。シーズンを迎えるに当たって、いい精神状態、肉体的にもいい状態に持って行けるか、しっかり準備をしたい」と話した。

　今後について、カズは「8日から宮崎で横浜FCのキャンプに参加する」とレンタル元の横浜FCの宮崎キャンプに参加することを明らかにした。昨年末にメディカルチェックを済ませており、そのデータも参考にしながら、20日過ぎまで横浜FCの選手にまじり体作りに時間を割く。

　今年どこでプレーするのかまだ決まっていない。ポルトガル2部オリベイレンセからオファーを受け、昨季所属したJFL鈴鹿ポイントゲッターズの監督兼GMの兄・泰年氏も残留を要請済み。J3のYS横浜も獲得に乗り出している。

　カズは「どこも条件を出してくれているので、あとは自分自身が決めるだけ。1月中には決めないといけないと思っている」と今月中に決断する意向を示した。