J3北九州、田坂新監督が就任会見「身の引き締まる思い。J2昇格を目指し一丸となって頑張っていきたい」

就任会見を行った田坂監督（左は小林スポーツダイレクター）
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　J3北九州は20日、本拠地のミクスタで新監督に就任した田坂和昭氏（51）の記者会見を行った。「身の引き締まる思いでやりがいを感じています。J2昇格を目指してチーム一丸となって頑張っていきたいと思います」と力強く意気込んだ。

　現役時代は平塚などで活躍し、日本代表にも選ばれた。引退後は監督として12年に大分をJ1昇格に導き清水、J3福島、J2栃木でも指揮した経験を持つ。今季は母校の東海大と神奈川県リーグの「はやぶさイレブン」のアドバイザーとしてサッカーと携わった。スキル面では選手主体の「ボトムアップ理論」のエキスパートの資格を取得した。

　チームは今季13位と低迷。田坂監督は就任決定後に得点シーン、失点シーンをすべてチェックし、クロスからとリスタートからの失点が非常に多かったと分析。「それに至るまでの守備の構築をもう少し、しっかりすればよりいい攻撃も展開されてくると思う。バランスの取れたサッカーをつくっていきたい」とイメージした。

　本拠地のミクスタに関しては「アウエーで来たチームでも士気が上がるというか、非常にテンションが上がるスタジアム。非常に心強いサポーターという印象があります」と話した。