完敗のコスタリカ　次戦“背水”VS日本へ　ルイス主将「目覚めないと」

FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグE組   コスタリカ0－7スペイン （ 2022年11月23日    アルスママ競技場 ）

＜スペイン・コスタリカ＞歓喜のスペインイレブンの前でがっくりと肩を落とすコスタリカの守護神ナバス（AP）
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　持ち味のカウンターは堅守があってこそ成立する。この日のコスタリカはスペインのパスワークに翻弄（ほんろう）され、ボール保持率はわずかに17％。シュートは1本も放つことができなかった。「ボールを支配し続けたスペインが最高の試合をした」とスアレス監督。3失点後に最終ラインを1枚増やして5バックにしたが、効果なし。パリSGで今季公式戦未出場のGKナバスも実戦不足が響いたか、14年8強時に連発したスーパーセーブは影を潜めた。

　ただ、次戦で対戦する日本には今回の大敗を歓迎できない部分もある。コスタリカは連敗なら敗退濃厚な背水の陣。ルイス主将は「日本相手に目覚めないと」と話し、ワストンは「まだ終わっていない」と訴えた。「これ以上落ちることはない」とスアレス監督。手負いのチームは、日本にとって不気味な存在になる。