森保監督がドーハで町野選出の理由を説明　「攻撃のオプションにも前線からの守備のオプションにもなる」

＜カタールW杯森保監督囲み＞ドーハに到着し笑顔を見せる森保監督（撮影・小海途　良幹　）
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　11月20日に開幕するW杯カタール大会に向けて現地入りした森保一監督（54）が8日、ドーハ市内で取材に応じ、「W杯での戦い方を想定したときに町野だと総合的に考えて決めた。攻撃のオプションにも前線からの守備のオプションにもなる」と負傷で不参加となったDF中山雄太（25＝ハダースフィールド）に代わってFW町野修斗（23＝湘南）を招集した理由を説明した。

　代表メンバー発表では「経験より野心」という選考基準を説明したが、今回の選択はそれに沿ったものだった。「残念ながら東京五輪に選ぶことは出来なかったが、彼がJ3でプレーしているときからスカウティングにはいた。彼の成長を見させてもらっている中で選ばせてもらった。まだまだのびしろがあるということと、W杯でプレーしたいというハングリーな気持ちと成功したいという野心を持っている選手だと思う」。

　また、負傷者については23日に行われる1次リーグ初戦のドイツ戦に向けて「代表のメディカルと選手が所属するチームのメディカルが情報共有し、我々のメディカルが本人とコミュニケーションを取り、今大会は全員がプレーできるということで11月1日に発表させてもらった。（初戦に間に合う？）おっしゃるとおりです」と問題ないことを強調した。