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J1参入プレーオフ最後の1枠は山形に決定 徳島、仙台をまくった

[ 2022年10月23日 16:30 ]

明治安田生命J2最終節 ( 2022年10月23日 )

 J2リーグ最終節が各地で行われ、J1参入プレーオフ進出クラブの最後の1枠は山形に決まった。J1参入プレーオフ1回戦は岡山―山形と熊本―大分で30日に開催される。

 徳島と仙台、山形の3クラブが最終節で1枠を争った。それぞれ試合前時点の勝ち点は6位・徳島が勝ち点62(得失点差+16)、7位・仙台が同62(同+8)。そして8位・山形は同61(+19)だった。徳島は敵地で山形が直接対決となり、仙台は敵地で秋田と対戦。全会場14時キックオフだった。

 試合は早々に動く。山形FWディサロ燦シルヴァーノが前半15分に先制点。そして同20分には徳島DFエウシーニョが2枚目の警告を受けて退場処分となった。仙台は膠着(こうちゃく)状態で、この時点で山形がプレーオフ圏内6位に浮上。脅威の19試合負けなしで上位に食い込んできた徳島は、DF安部崇士を入れて守備の安定を最優先させて反撃の機会をうかがった。

 だが後半13分に再びディサロ燦シルヴァーノに追加点を決められると、終了間際にもPKで失点。仙台は秋田とスコアレスドローで勝ち点を1しか伸ばせず、山形の逆転プレーオフ進出が決まった。

 徳島と仙台は1年でのJ1復帰が消滅。山形は19年以来3年ぶりのJ1参入プレーオフ進出で、15年以来のJ1昇格へのチャンスを手にした。

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2022年10月23日のニュース