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奈良クラブ J参入なら、全国41都道府県目 「不毛の地」返上を目指す残り6県とは

[ 2022年10月23日 17:43 ]

JFL第26節   奈良クラブ1ー1鈴鹿 ( 2022年10月23日    ロートフィールド奈良 )

 JFL奈良クラブが23日、鈴鹿と1ー1で引き分け、悲願のJリーグ参入へ大きく近づいた。

 来季のJリーグ入会基準を満たすために、必要な条件は2つ。1試合平均の観客動員が2000人超、そしてJFLの最終順位で4位以内、かつJリーグを目指すクラブのうちで上位2チームに入ることだ。観客動員に関しては、この日クリア。残る成績面でも、現在FCホンダと勝ち点3差の3位で、4位マルヤス岡崎に同7差、そしてJリーグを目指すライバルのラインメール青森には同8差をつけている。残り4試合であることを考えれば、奈良クラブが圧倒的優位な立場にいる。

 奈良県にJクラブはなく、参入が決まれば41都道府県目。全国コンプリートにまた一歩、近づく。

 1993年、10チームでスタートしたJリーグも、2022年現在で58チーム。数字を着実に伸ばし、各地にサッカーの文化を根付かせてきた。

 奈良県にJクラブが誕生すれば、残りは6県。福井県、三重県、滋賀県、和歌山県、島根県、高知県で、まだ産声が上がっていない。

 最多は神奈川県の6クラブ、静岡県が4クラブ、東京都が3クラブで続いている。

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2022年10月23日のニュース