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バルサ マンU所属DFダロトが補強候補浮上も…課題の右SBは「呪われたポジション」とスペイン紙報道

[ 2022年10月8日 21:37 ]

マンチェスターUのポルトガル代表DFダロト(AP)
Photo By AP

 スペイン1部首位のバルセロナが右サイドバックの新たな補強へ向け、英プレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッド所属のポルトガル代表DFディオゴ・ダロト(23)をリストアップしたと、スペイン紙スポルトが8日の1面で報じた。

 同紙は「“新しいアウベス”を探して6年になるが、いまだ首脳陣の納得のいく選手が見つけられず。2008年の入団から2016年の最初の退団までに記録した、公式戦391試合出場22得点、101アシストという数字は誰もマネすることが出来ない」と報道。ブラジル代表DFダニエウ・アウベスがいなくなった右サイドバックはもはや「呪われたポジションだ」と難航する“代役探し”を嘆いた。

 さらに同紙は直近6年間で右サイドバックに起用された選手たちを紹介。MFセルジ・ロベルトが公式戦323試合出場で13得点38アシスト。DFドウグラスが公式戦8試合出場で0得点1アシスト。DFアレイクス・ビダルが公式戦51試合出場で4得点11アシスト。DFセメドが公式戦124試合出場で2得点11アシスト。DFムサ・ワゲが公式戦6試合出場で0得点0アシスト。

 DFデストが公式戦72試合で3得点4アシスト。DFミンゲサが公式戦66試合出場で2得点5アシスト。2021年11月に復帰したDFアウベスが公式戦17試合で0得点4アシスト。DFエメルソンが公式戦3試合出場で0得点0アシスト。今季加入したDFベジェリンは公式戦2試合出場で0得点0アシストと、DFアラウホやDFクンデを除いた“新アウベス候補10選手”たちのデータを載せた。(※データは全てスポルト紙)

 そのため同紙はバルセロナが来夏の補強候補として、マンチェスターUのDFダロトに白羽の矢を立てたと報道。「忙しい夏を過ごしたバルセロナだがスカウト部門は継続的に動きつづけており、来夏の移籍市場ではトップレベルの右サイドバックと契約することが最重要になる。クラブはすでにDFダロトの関係者と連絡を取り合ったようだ。彼の契約は来年6月に切れるため、移籍金なしで獲得出来る絶好のチャンスだ」と説明した。

 加えて「ただマンチェスターUはもう1年更新するオプションを持っており、チェルシーDFアスピリクエタと似たようなケースだ。他にもユベントスやミランも彼に興味を持っているが、本人はバルサへの移籍を希望しているもようだ」と伝えた。

 また、他の右サイドバック候補についてはイタリア1部トリノ所属のコートジボワール代表DFウィルフリード・シンゴ(21)やフランス1部モナコ所属のブラジル人DFバンデルソン(21)などの名前も挙がっていた。

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2022年10月8日のニュース