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田中碧は手作り男子 衣装ケースを木材から作製 食事も毎日3食作り自立に励んでいた

[ 2022年10月4日 04:30 ]

田中が手作りした衣装ケース。現在はMF松井が引き継いで使用(川崎F提供)
Photo By 提供写真

 【寮母は見た!川崎F「青玄寮」田中久美さん】W杯カタール大会(11月20日開幕)出場を目指す選手たちにとって、私生活はサッカーに向き合う上での大事な土台。オフの時間をどのように過ごしているのか、メンバー有力候補が巣立った川崎Fの「青玄寮」で寮母を務める田中久美さん(66)に聞いた。選手から「おばちゃん」と呼ばれて慕われる田中さん。ベールに包まれたプライベートのこぼれ話を教えてくれた。

 MF田中碧(24=デュッセルドルフ)は普通は3年だが、後輩の加入でところてん式に出されるまで5年も入寮した。お金がなかった入寮時は、衣装ケースを木材から手作り。1人暮らしを始める約4カ月前からは、料理を勉強し始めた。「高卒では誰もそういうふうなことをする人はいませんでしたね」。宮代(現鳥栖)らに習いながら毎日3食手作り。自立に励んだ。

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2022年10月4日のニュース