【7日J1見どころ】首位獲り狙う横浜はFWマテウスが初のベンチ入り　湘南FW町野は「恩返し弾」なるか

横浜FWヤン・マテウス（横浜F・マリノス提供）
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　明治安田生命J1リーグはきょう7日、台風の影響で8月から延期されていた第25節の横浜―湘南が午後7時から日産スタジアムで開催される。

　6月以降首位をキープしていた横浜は8月にリーグ戦を1試合しか消化できず、首位を争う川崎Fに敗戦。月末に首位を明け渡した。それでもこの試合で勝ち点1以上を挙げれば、その時点で消化が2試合多い広島を上回り首位に返り咲く。今季ホーム9勝2分け、日産スタジアムでは8連勝中というデータも心強い。さらにブラジル出身で今夏ポルトガルのクラブから移籍したFWヤン・マテウスが、加入から約1カ月を経て待望のベンチ入り。4日に24歳になったばかりの若き新助っ人が、待ちに待ったピッチでチームに約1カ月ぶりの勝利をもたらすことができるか。

　湘南は3日に川崎Fに2―1で逆転勝利を収め、相手を首位の座から引きずり下ろした。2試合連続となる「神奈川ダービー」で上位チーム撃破へ、鍵を握るのは2018年に横浜でプロのキャリアをスタートしたFW町野修斗。川崎F戦では同点のPKで今季得点を9に伸ばしており、2試合連発となれば自身初のシーズン2桁得点を達成する。横浜所属時は高卒ルーキーで公式戦出場も叶わなかった町野だが、北九州を経て加入した湘南で日本代表に招集されるまでに成長した。きょうも先発メンバー入り。昨季から4試合目となる古巣戦で、初めての「恩返しゴール」を狙う。