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悪夢再び…C大阪が残り数分耐え切れず 2発に沈み天皇杯4強入り逃す 広島には今季勝利なし

[ 2022年9月7日 21:51 ]

天皇杯準々決勝   C大阪1―2広島 ( 2022年9月7日    ヨドコウ )

<C大阪・広島>試合に敗れ、サポーターに挨拶するC大阪イレブン(撮影・後藤 大輝)
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 残り8分で0―1からひっくり返されたリーグ札幌戦(2日)の悪夢再び、だ。C大阪の1―0で迎えた後半41分。広島MF柏好文に同点弾を許すと、アディショナルタイムにMF川村拓夢に決勝ヘッドを許した。残り数分を耐え切れず、2年連続4強入りの夢はあっけなくついえ、小菊監督も肩を落とした。

 「サポーターの熱い声援を受けて、勝って、次に進みたかった。広島の強さ、したたかさを改めて感じた」

 魂のヘッドで4強入りを引き寄せたはずだった。前半40分、MF為田大貴のクロスをFWアダム・タガートが頭で合わせ、ゴールマウスの右隅に叩き込んだ。広がる歓喜の輪。声出し応援が許された桜サポーターの大歓声がスタジアムを包み込んだ。

 広島にはリーグ戦で連敗を喫していた。先月8月27日のホームでの一戦は0―3で完敗。この黒星で、12試合続いていた公式戦の無敗も途切れてしまった。“三度目の正直”を成し遂げるべく一丸となったが、あとわずかのところで勝利の女神に見放された。公式戦3連敗で臨む次戦は10日鳥栖戦。悪い流れを断ち切ることができるか。

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