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国士舘大が劇的AT弾で22大会ぶりV 大学サッカー総理大臣杯決勝

[ 2022年9月4日 23:26 ]

大学サッカー総理大臣杯で22大会ぶり優勝を果たした国士舘大
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 大学サッカーで夏の日本一を決める総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントは4日、東京・味の素フィールド西が丘で決勝を行い、国士舘大(関東1)が2―1で大阪学院大(関西2)に勝ち、22大会ぶり3度目の優勝を果たした。

 国士舘大は前半から試合を優位に進め、同20分に左CKからのこぼれ球をFW古川真人(3年)が右足で決めて先制。だが同33分に同点とされ、後半は徐々に相手に主導権を握られた。そして1―1で迎えたアディショナルタイム、相手GKがこぼしたボールをMF東條敦輝(4年)が押し込み、土壇場で勝ち越した。

 国士舘大の大学日本一タイトルは、全日本大学選手権(インカレ)との2冠に輝いた99年以来23年ぶり。今大会は計4試合でわずか1失点と堅守も光った。主将のGK飯田雅浩(4年)は「歴史あるサッカー部で、最近結果が出ていないと言われて悔しい部分もあった。それまで築いてくれたものがあったからこその優勝」と喜びを口にした。

 大阪学院大はPK戦を2度制するなど激戦を勝ち進み、5度目の出場で初めての決勝進出。初優勝にはあと一歩届かなかった。

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2022年9月4日のニュース