フライブルク堂安、開幕弾も満足せず　1年前の五輪敗戦に「成長して活躍しないと悔しさは晴れへん」

ドイツ1部   フライブルク4－0アウクスブルク （ 2022年8月6日 ）

＜アウクスブルク・フライブルク＞後半、ゴールを決め喜ぶ堂安（AP）
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　開幕戦で得点し、フライブルクの4―0快勝発進を支えた堂安は「自分がゴールして勝てたのも大きいし、チームとして失点ゼロ。全ていい方向に進んでいる」と振り返った。

　3―0の後半33分にゴール前中央でボールを得ると、左足でゴール右隅へ蹴り込んだ。延長決勝弾を決めた7月31日のドイツ杯1回戦、カイザースラウテルン戦に続く公式戦2戦連発。「このチームをビッグクラブへと持っていけるように。そういう気持ちで来た」と語ったが、決して満足感には浸っていない。

　試合翌日の7日にはツイッターで「この日からちょうど1年が過ぎますが、この写真を見返すと未（いま）だに怒りさえ覚えるぐらい鮮明に覚えています。まだまだ成長して活躍しないとこの日の悔しさは晴れへんかな。頑張ります」（原文のまま）と発信した。1年前の8月6日には東京五輪3位決定戦でメキシコに1―3で敗戦。喜ぶ相手選手たちの手前で座り込む自身の写真も投稿した。屈辱を忘れずさらなる成長を、という強い決意を示した。