森保監督　方向性に手応え、課題は攻撃力「惜しいとかではダメなのは分かっているつもり」

キリンチャレンジカップ2022   日本0－1ブラジル （ 2022年6月6日    国立競技場 ）

＜日本・ブラジル＞前半、アピールする森保監督（右）（影・西海健太郎）
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　日本代表の森保監督はチームの方向性に一定の手応えを示しつつ、今後の課題として攻撃力を挙げた。アジア最終予選からつくり上げたシステム、戦術、選手でブラジルに対峙（たいじ）。守備陣は最少失点にしのいだが、攻撃陣は決定的なシーンをつくることができなかった。

　W杯1次リーグはドイツやスペインなど強豪と同組。今後も4―3―3システムをベースとするのが濃厚で、相手のプレッシングを外すボール回し、ボール奪取後の精度を上げることは必要不可欠だ。「惜しいとかではダメなのは分かっているつもり。ただ、やり続けることで最終的にゴールにつながる」。王国から得た貴重な課題を、今月に予定されている残り2試合にぶつける。