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浦和、初連勝スルリ…13位後退 調子上がらず鳥栖に力負け零敗

[ 2022年3月14日 05:30 ]

明治安田生命J1第4節最終日   浦和0-1鳥栖 ( 2022年3月13日    駅スタ )

<鳥栖・浦和>鳥栖に敗れピッチを後にする浦和イレブン(撮影・岡田 丈靖)
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 明治安田生命J1リーグは1試合が行われ、浦和は敵地で鳥栖に0―1で敗れ、今季初の連勝はならなかった。後半26分、自陣でボールを奪われるとクロスから失点。その後にFWキャスパー・ユンカー(28)を投入するなど反撃を図ったが、最後まで相手ゴールを割れなかった。勝ち点4で13位に後退。鳥栖は今季公式戦初勝利を飾った。

 浦和が開幕6試合を終えて、苦しんでいる。2月に富士フイルム・スーパー杯を制して好スタートを切った。しかし、リーグ戦では結果がついてこない。この日は敵地で鳥栖に今季初白星を許した。ロドリゲス監督は「勝ちがどちらに転がっていてもおかしくなかった」と強調したが、相手の強烈なプレスに苦しんで零敗。シュート数は6対8で下回り、相手により多くの決定機をつくられるなど“力負け”した印象だ。

 これで1勝1分け4敗。そのうち3度の無得点と調子が上向かない。負傷者やコロナ陽性者などで戦術の落とし込みなど、チームづくりに遅れが生じたのは事実。だが、リーグ制覇を掲げる以上は悠長に構えてはいられない。「改善点である決定力が今回はなく、他の試合同様に勝ち切れなかった」。このまま成熟を待つか、早急なてこ入れか。早くも岐路に立たされている。

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2022年3月14日のニュース