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8発圧勝でG大阪は決勝T進出に望み!MF川崎が日本人最年少ハット達成「もっと取れるチャンスあった」

[ 2021年7月8日 01:02 ]

ACL1次リーグ H組   G大阪8―1タンピネス ( 2021年7月7日    タシケント )

タンピネス・ローバーズ戦の前半、ドリブルで攻め込むG大阪・川崎(右)
Photo By 共同

 G大阪は今大会2勝目を挙げ、決勝トーナメント進出の可能性を残した。光ったのは、20歳MF川崎修平だ。

 MF倉田の芸術ミドルで1点を先取した後の前半25分、DF2人抜きドリブルで追加点。1点差に詰められた直後の同28分には右サイドを深くえぐり、FW一美和成の今大会初得点をアシストした。後半8分には一美のシュートのこぼれ球に詰めて自身2点目。そしてトドメは後半35分、右足で豪快にネットを揺らした。ハットトリックは日本人5人目だが、20歳70日は日本人最年少記録となり「もっと得点を取れるチャンスはあった」と口にしつつ「結果を出したかった」と安どの表情を浮かべた。

 今回のACLは出場クラブが拡大され、2位でも1次リーグ敗退の可能性がある。各組1位チーム(5チーム)と各組2位チームのうち成績上位3チームのみが決勝トーナメントに進むレギュレーションとなり、タンピネスに負ければ他グループの結界次第では敗退が決まっていた。だが松波監督の「目の前の試合に勝つ。そこ(1次リーグ突破)に向けてプレーするのは使命」と話していたように、重圧を力に変えた。

 2本のPK失敗やセットプレーでのマークの徹底など反省点はあるものの、終わってみれば8得点快勝。川崎は「チームとして勝つのは絶対条件。この流れに乗って次も得点を取れるように頑張りたい」と早くも視線を最終戦・全北戦(韓国)へと向けた。

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2021年7月7日のニュース