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苦手の韓国とは対戦回避 W杯アジア最終予選組み合わせ抽選

[ 2021年7月1日 17:59 ]

日本代表の森保監督
Photo By スポニチ

 サッカー22年カタールW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選が1日に行われ、FIFAランキング28位の日本は同41位のオーストラリア、同65位・サウジアラビア、同77位・中国、同80位・オマーン、同92位・ベトナムと同じB組になることが決定した。A組はイラン、韓国、UAE、イラク、シリア、レバノンとなった。日本の初戦は9月2日、ホームでオマーンと対戦する。

 最終予選で最大のライバルとなるのが、第2ポットのオーストラリアだ。日本と同じく、2次予選B組を8戦全勝で1位通過。計28得点2失点と他国を圧倒した。18年W杯ロシア大会終了後、Jリーグで選手と監督の経験があるグラハム・アーノルド氏が2度目の監督就任。選手にはC大阪に在籍するFWアダム・タガートらがいる。

 日本とは同国がW杯アジア予選に参入した10年南アフリカ大会の最終予選から3大会連続で同組となり、各予選2試合ずつ戦って計1勝4分け1敗とほぼ互角。前回ロシア大会予選終盤のホーム戦では、日本が2―0で勝ってW杯出場を決めている。

 第2ポットからは、オーストラリアと韓国のどちらが日本と同組に入るのかが注目された。日本はW杯予選での韓国戦で、通算2勝3分け8敗と苦戦してきた歴史がある。同組なら98年フランス大会の最終予選以来だったが、回避された。

 第3ポットのサウジアラビアと日本は前回ロシア大会の最終予選で対戦し、互いにホームが勝って1勝1敗。W杯出場5度の実績があり、同じポットでW杯出場1度のUAEと比べると、やや強敵とみられる。一方で第4、6ポットは東アジアの中国、ベトナムとの対戦となり、アウェーでの環境が過酷になりがちな中東勢との対戦は避けられた。

 W杯アジア最終予選は9月から来年の3月にかけて行われ、12カ国が2つの組に分かれて総当たりで2試合ずつ戦い、各組の2位までが本大会の出場権を獲得。3位同士がプレーオフを戦い、勝者が大陸間プレーオフに進む。

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2021年7月1日のニュース