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MF坂元 “憲剛の道”で「結果残す」、国際Aマッチ初陣弾で代表定着だ

[ 2021年6月1日 05:30 ]

A代表の練習で体をほぐす坂元(撮影・篠原 岳夫)
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 日本代表は31日、親善試合ジャマイカ戦(3日、札幌ド)に向けて千葉県内で調整した。この日の練習から国内組が合流し、まだ国際Aマッチ出場歴のないMF坂元達裕(24=C大阪)がオンラインで取材対応した。3月の初招集時には直前の試合で負ったケガにより不参加となっただけに「前回は悔しい思いをした。結果を残して、チームに貢献したい」と言葉に力を込めた。

 FC東京U―15むさしからU―18に昇格できず、前橋育英高時代にはプロから声が掛からなかった。東洋大4年時に唯一、オファーをくれたJ2山形での活躍からC大阪に加入し、A代表までたどり着いた。大学、J2、J1という順で上り詰めた選手が国際Aマッチデビュー戦でゴールを奪えば、史上初めて。同様のキャリアでW杯に出場した選手は、中村憲剛しかいない。

 「たくさん挫折もしてきた。はい上がってきたからこそ、結果を残せば、くすぶっている若い選手にも希望を与えられると思う」。初陣から強烈なインパクトを残し、代表定着への足掛かりとする。

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