マンチェスターUの欧州リーグ決勝PK敗戦はGKデヘアが指示を無視したせい！？

　英紙サンは27日、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デヘア（30）が26日の欧州リーグ決勝でPK戦の際にコーチ陣の指示を無視していたと報じた。ビリャレアルのキッカーが蹴る方向をメモで事前に伝えられていたが、指示を3度無視したことで11回あったPKを1本も止められなかったと批判した。

　同紙はビリャレアルで6番目のキッカーを務めたMFモイセス・ゴメス（26）に関し「ゴメスが正面に蹴ると事前にメモで伝えられていたが、デヘアは左に飛んだ。ボールは指示通りに正面に飛んで、止められなかった」と指摘。指示に従わなかったことが3回あったといい「指示通りに動いていれば優勝できていたかもしれない」と批判した。デヘアはPKを苦手とし、40本連続でセーブできていないという。

　試合は1―1のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入。11人全員がPKを成功したビリャレアルに対し、マンチェスターUは11番目のキッカーを務めたデヘアが失敗。10―11で敗れた。

　デヘアは11年6月にアトレチコ・マドリードから移籍金2500万ユーロ（約34億円）で加入。近年は致命的なエラーが目立ち、今夏の移籍期間に放出されるとの報道が相次いでいる。