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サウサンプトン指揮官、終盤戦での南野出場機会増に言及「必ずチャンスあるだろう」

[ 2021年4月30日 19:16 ]

サウサンプトンのハーゼンヒュットル監督(AP)
Photo By AP

 サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督(53)が29日の会見で日本代表FW南野拓実(26)に関し、保有権を持つリバプールと話し合ったことを明かした。「彼の成長具合やポジションについて話し合った。リバプールに不満はなかった」と発言。南野は3月の日本代表戦後はリーグ戦3試合で出場機会がなかったが「今後6試合ではプレーするチャンスが必ずあるだろう」と終盤戦での見通しを示した。

 指揮官は南野を「練習場でもサウサンプトンの一員としてよくトレーニングをしている。プロフェッショナルでメンタリティーも高い。人格も素晴らしい」と評価。「シーズン終了時までもっと多くプレーすると確信している。その後、我々が何をするか検討する」と語った。

 チーム最多得点を挙げているFWイングスがハムストリングを痛め、30日のレスター戦は欠場。今季中の復帰は難しいとの報道もあり、南野が2トップの一角に入る可能性もある。適正ポジションに関しては「我々のフォーメーションは非常に流動的で、ローテーションも多い。南野も10番に入ることもあれば、ストライカーに入ることもある。どちらの位置でもゴールに近いエリアで攻撃できる。ここは彼の得意なプレーでもある」と指摘。「願わくば彼のクオリティーを示せるベストポジションで起用したい。ペナルティーエリア内、もしくはその周辺での質の高さは誰もが知っている」と期待を寄せた。

 南野は冬の移籍市場で加入したサウサンプトンでリーグ戦6試合に出場して2得点。4月7日のクラブ公式サイトでのインタビューでは「選手にとってプレーすることが一番重要。自信を取り戻せている状態だが、チームを勝利に導く活躍をすれば、自信はもっと戻ってくると思う。あと数カ月しか(レンタル期間は)残っていないが、このチームのために全力でプレーして、チームが一つでも上の順位にいけるよう貢献したい」と語っていた。

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2021年4月30日のニュース