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FC東京・森重、ヘディング弾に「イメージ通りのボール上げてくれた」無観客試合の可能性にも言及

[ 2021年4月24日 17:58 ]

明治安田生命J1第11節   FC東京1―2鳥栖 ( 2021年4月24日    味スタ )

<FC東京・鳥栖>後半8分、観客を背にヘディングでゴールを決めるFC東京・森重(中)(撮影・西海健太郎)
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 FC東京は難敵の鳥栖に屈し、今季初のリーグ3連敗を喫した。これで対鳥栖は19年10月から4連敗。DF森重真人(33)は「すごく残念ですし、自分たちにがっかりしている部分もある」としたうえで「この状況を乗り越えるのも自分たちの力でしかできない。状況をひっくり返せるように、1日1日のトレーニングをしっかりとしながら次の試合に向かっていきたい」と前を向いた。

 11日の川崎F戦から3試合連続で先制点を許した。前半18分、一瞬の隙を突かれて失点。さらに34分には自陣でボールを奪われると、そのままペナルティーエリア手前まで侵入されて強烈なミドルシュートを決められた。

 ただ、後半になると試合の流れは一気に逆転。8分に左CKから森重が打点の高いヘディングで相手ゴールネットを揺らした。「ボールが良かった。ボールがいいときは必ずゴールできる自信がある。(DF小川)諒也がイメージ通りのボールを上げてくれた」。その後も決定機を作ったものの、ゴールには至らず。本拠で悔しい敗戦となった。

 また、森重は試合後のオンライン会見で緊急事態宣言の発令によって無観客試合の可能性があることにも言及。「ちょっとずつファン・サポーターが入る中で試合ができるようになってきて、ここから増えてくるのかなと思う中での緊急事態宣言だったので残念ではある。ただ最低限、試合ができるという喜びはある。ファン・サポーターがいないのは寂しいが、TVの前で応援してくれていると思うので、しっかりと戦っていきたい」と話した。

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2021年4月24日のニュース