J2千葉が1点を守り抜き今季初勝利　尹監督「自信得てくれた」

明治安田生命J2リーグ第4節   千葉1ー0松本 （ 2021年3月21日    サンプロアルウィン ）

千葉の尹晶煥監督
Photo By スポニチ

　千葉が今季4試合目で、待望の初勝利を挙げた。前半20分、FWブワニカが前線で体を張って残したボールをMF福満がグラウンダーで中央へ折り返す。走り込んだボランチのMF高橋壱晟（22）がフェイントでマークをかわし、左足で強烈な先制ゴールを叩き込んだ。後半途中からは尹晶煥（ユン・ジョンファン）監督が守備の選手を増やし、布陣を4バックから5バックに変更して守りを徹底。最後まで集中力を切らさず、今季初めて90分間を無失点で終えた。

　今季初得点が値千金の決勝ゴールとなった高橋は「練習してきた形で、思い切り足を振れた。あそこのスペースが空くことはスカウティングで分かっていた」と充実の表情。尹監督は「選手たちは自信を得てくれたと思う。この結果を次につなげることが大事」と次をみすえていた。