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本田圭佑 中高生向けにオンラインスクール「子どもたちにきっかけを与えられるような活動を」

[ 2020年7月27日 10:51 ]

本田圭佑
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 ブラジル1部ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑(34)が27日、オンラインで報道陣の取材に応じた。自身が代表取締役CEOを務め、世界中の誰もが夢を追い続けられる世界を創ることをビジョンとして掲げる「NowDo」が中高生を対象にしたオンラインスクールを28日から開始することを前日に正式発表。選手や監督だけでなく、クラブ経営など新たな事業に次々にチャレンジしているが、「子どもたちにきっかけを与えられるような活動をしたいというのが根底にある。このサービスをその子たちに届けられるのかが大きな挑戦。それをモチベーションに活動が続いている」と話した。

 これまでプロデュースしてきたサッカースクールとの違いを「今まではサッカーがメインとなるような、すでに夢が見つかっている子どもに対して具体的にサッカーで成功するための教育をサービスとしてやってきた。今回はまったく関係ない。もう少し根っこの部分、人としてどう生きていくかというところを僕らは真剣に考えた」と説明。その上で「夢を追っている子だけじゃなくて、そうじゃない子にこのサービスを使ってもらうかという視点で立ち上げた」とし、「絵に描いた餅ではあるが、できるだけ早くブラジルとか自身が活動しているカンボジアとかでサービスを始められたらと思う。一日でも早くコンセプトの根底にあるような国でサービスをスタートさせたい」と教育格差の解消という重要なミッションを進めるための今後の言語対応についても構想を語った。

 中高生の授業料は月1ドル(約106円)。大人は別料金となり「僕らのスクールは子どもたちに有意義なものだが、大人にとっても最前線の情報はお金を払ってでも見たいもの。ライブ講義をたくさんの大人の人たちがお金を払って聞くという、本と同じ状況になればビジネスとしてやっていける。教育格差をなくしたいから1ドルにしている」と言及した。

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2020年7月27日のニュース