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ACミラン ピオリ監督の来季続投の可能性高まる 地元紙が報じる

[ 2020年7月22日 11:34 ]

 イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙は21日、ACミランのステファノ・ピオリ監督が(54)が来季も続投する可能性が高まったと報じた。

 先日、ドイツ1部ライプチヒ前監督のラルフ・ラングニック氏(62)の招へいが決定したとの報道もあったが、同紙によれば、ラングニック氏との交渉が難航。同時にここ数試合のピオリ監督の手腕が高く評価されことで、ラングニック氏招へいは完全に消滅し、逆にピオリ監督の来季続投が確実な状況になったという。同紙によれば、ピオリ監督は、契約を2年延長する見通しという。

 ピオリ監督は昨年10月、成績不振で解任されたマルコ・ジャンパオロ前監督の後任としてミランの指揮官に就任。就任直後はクラブ自体の混乱もあり、なかなか立て直しができず、今季限りでの退任および、ラングニック氏の全権監督としての招へいが既定路線となっていた。だが、リーグ再開後に首位・ユベントスを撃破するなど快進撃を見せ、最近では周囲から続投を望む声が高まっていた。

 ラングニック氏招へいを巡っては、ガジディス最高経営責任者(CEO)と強化部門責任者のチーフ・フットボール・オフィサー(CFO)を務めていた元クロアチア代表MFのズボニミール・ボバン氏(51)の確執が勃発。ボバン氏が解任される事態にまで発展していたが、ここに来てピオリ監督が自らの価値を証明。続投を勝ちとった形となった。

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2020年7月22日のニュース