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MLSのナッシュビルSCが再開シーズンから撤退 コロナ感染9人 撤退は2チーム目

[ 2020年7月10日 08:20 ]

オーランドから撤退することになったナッシュビルFC(AP)
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 メジャーリーグ・サッカー(MLS)の再開シーズンに参加していたナッシュビルSC(テネシー州)が9日、新型コロナウイルスへの感染者が9人となったために試合を行うことなく、舞台となっていたフロリダ州オーランドから撤退することになった。

 3月12日に中断していたMLSは8日からオーランドの「ESPNワイドワールド・オブ・スポーツコンプレックス」でW杯形式でシーズンを再開させたが、撤退することになったのは選手10人の感染が判明したFSダラス(テキサス州)に続いて2チーム目。今季からリーグに加入したナッシュビルSCは、8日のグループリーグ初戦でシカゴ・ファイアと試合を行うことになっていたがすでに順延となっており、加入初年度は中断前の2試合(2敗)のみでシーズンを終えることになった。

 新型コロナウイルス感染拡大の“ホットスポット”となっているフロリダ州の9日の感染判明者は8935人で16日連続で5000人を突破。ここまでの感染者(23万2718人=死者4009人)の陽性率は9・86%(9日は18・39%)で、25日連続で上昇している。

 なおMLSが試合を行っているオーランドの「ESPNワイドワールド・オブ・スポーツコンプレックス」には、30日からシーズンを再開させるNBAの22チームも集結している。

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