MLSの1試合が延期　オーランドの再開シーズンでまた難題

MLSとNBAがシーズンを再開させるオーランドのESPNワイドワールド・オブ・スポーツコンプレックス（AP）
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　フロリダ州オーランドの「ESPNワイドワールド・オブ・スポーツコンプレックス」でシーズンを再開させるメジャーリーグ・サッカー（MLS）で、9日に予定されていたFCダラス対バンクーバー・ホワイトキャップス戦が延期された。

　FCダラスには、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した選手がフロリダ入り後の2人を含めて6人。ホワイトキャップスは事前検査で2人が陽性反応を示したためにまだカナダから国外に出ることができず、その2選手はすでに陰性となったもののオーランド到着が6日になるために9日の試合の実施が困難になっていた。

　AP通信によればMLSは8日の再開目前となった3日と4日にフロリダ入りしている選手、スタッフなど計1191人を対象に検査を実施。2人が陽性反応を示している。

　フロリダ州では独立記念日となった4日、これまでで最多となる1万1458人の感染（陽性率14・1％）が判明。なお「ESPNワイドワールド・オブ・スポーツコンプレックス」の敷地内にある3つのアリーナではNBAも30日からシーズンを再開させることになっている。