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ACミラン わずか9カ月で強化部門責任者のボバン氏解任 CEOと確執

[ 2020年3月8日 21:04 ]

ボバン氏(左)とマルディーニ氏(AP)
Photo By AP

 イタリア・セリエAの名門ACミランは7日、強化部門責任者のチーフ・フットボール・オフィサー(CFO)を務めていた元クロアチア代表MFのズボニミール・ボバン氏(51)を解任したと発表した。

 クラブOBのボバン氏は昨年6月に就任したばかり。同じく現役時代に黄金期を築いたレジェンドの元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニ強化部長(51)とともに名門再建を目指していたが、上司にあたるガジディス最高経営責任者(CEO)との確執が表面化していた。

 ガジディスCEOがボバン、マルディーニ両氏へ打診せずに、ドイツ1部ライプチヒ前監督のラルフ・ラングニック氏(61)を招へいを試みていると2月に報じられた直後に、ボバン氏は地元メディアで「無礼で野暮だ」と同CEOを批判していた。

 地元メディアによると、クラブのオーナーである投資会社エリオットはマルディーニ強化部長の続投を希望しているが、本人は状況に不満を抱いており、今季終了後に退任する可能性が高まっているという。

 ACミランはリーグ戦25試合を消化して勝ち点36の暫定7位。

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2020年3月8日のニュース