C大阪・坂元 開幕先発アピール「勝たせる選手にならないと」

練習試合   C大阪1ー2横浜 （ 2019年12月29日    シーガイア ）

横浜との練習試合でパスを出すC大阪MF坂元（中央）
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　宮崎キャンプ中のC大阪は29日、昨季王者の横浜と練習試合を行い、J2山形から完全移籍で加わったMF坂元達裕（23）が開幕スタメンへとアピールした。1―2で敗れたものの、右MFで先発したレフティーは存在感を発揮。チーム最長となる79分間のプレーで、前半5分にはDF松田へ浮き球パスを通して決定機をつくった。

　「自分が点を決めたりアシストをしたりして、勝たせる選手にならないといけない。まだまだ課題の多い試合だった」。本人は反省の言葉を並べたが「今日の試合で一番、躍動していた」と絶賛したのがFW柿谷だ。「このチームを一緒に引っ張っていきたいし、自分らで良い攻撃を作っていける確信がある」と背番号8は続けた。
　前橋育英高、東洋大を経てJ2山形に加入し、昨季は全試合に出場。シーズン後、その活躍に着目したC大阪からオファーが届き、移籍を決断した。「徐々に体力面も戻ってきているし、ベストの状態に戻していきたい」。自身初挑戦となるJ1でも、ブレークする可能性を秘めている。