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村井チェアマン 4期目も続投、3月正式決定 最後の任期へ「人を育てる責任ある」

[ 2020年1月30日 19:03 ]

Jリーグの村井満チェアマン
Photo By スポニチ

 Jリーグの村井満チェアマン(60)が3月の役員改選で4期目も続投することが30日、決まった。Jリーグは30日に都内で理事会を開催し、昨年3月の理事会で承認された役員候補者選考委員会からの答申に基づき、村井チェアマンを次期チェアマン候補として承認。3月12日開催予定の定時社員総会で正式に決定する。任期は2年。

 規定により今回が最後の任期となり「しっかり委員会等々、こういう人は良いよねという人を育てる責任が自分にはある」と後任育成の重要性も口にした村井チェアマンは、今後2年の取り組みについて「就任した当時、(Jリーグは)財政自体厳しい状況だった。財政の再建を真っ先に取り組むのが根幹だった」と14年シーズンにスタートした1期目を振り返った上で「本丸のフットボールのところがこれからが一番大事。U―23アジア選手権は(1次リーグで)敗退しましたが、アジア諸国に比べ圧倒的なフットボールを実装するため審判のことも含めやっていきたい。財政面を放置するわけではないですが、フットボールに関わることに本腰を入れたい」と強調した。

 Jリーグは17年シーズンからDAZNと10年間で総額2100億円という巨額の放映権契約を締結。その影響もあり財政が安定したことで、今後は育成なども含めよりフットボールに関わる課題改善に重点を置き取り組みたいとの方針を示した。

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2020年1月30日のニュース