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川崎F・鬼木監督「リーグV奪回&複数タイトルを」 日本人最長4年連続タイトルに挑む

[ 2020年1月11日 20:24 ]

 川崎Fの鬼木達監督(45)がV奪回を目指す今季、日本人では最長となる4年連続タイトルの偉業達成に挑む。チームは11日、川崎市麻生区の昭和音楽大で新体制を発表。就任4年目となる鬼木監督は、1年目の17年にリーグ制覇でクラブに悲願の初タイトルをもたらすと、18年にリーグ連覇を達成。昨季はリーグは4位に終わり鹿島に次ぐ史上2クラブ目の3連覇こそならなかったが、ルヴァン杯を制しクラブに初のカップ戦タイトルをもたらした。

 この日の新体制発表で今季のチーム編成などについて語った強化部門のトップを務める庄子春男GMによれば、Jリーグのこれまでの歴史の中で、3年連続でタイトルをもたらした監督は鬼木監督も含め5人。1位は鹿島で5年連続タイトルを獲得したオリベイラ氏。4年がおらず、3年が同じく鹿島を率いたトニーニョ・セレーゾ氏、さらに現在も柏を率いるネルシーニョ監督、そしてG大阪で達成した現タイ代表監督の西野氏という。よって鬼木監督が今季、リーグ、ルヴァン杯、天皇杯のうちいずれかのタイトルを獲得すれば、歴代単独2位で、日本人指揮官としては最長記録を樹立することになる。

 鬼木監督はこの日の新体制発表で「昨年はルヴァン杯は獲れましたが、リーグを獲れなかったことを悔しく思う」と昨年を振り返り、4年目となる新シーズンへ向け「リーグをもう1回まず優勝したい。それと庄子さんも先ほど言われていましたが、まだフロンターレは(1年で)複数タイトルを獲ったことがないので、そこを目指したい。見ている方やっている選手が楽しいと思うサッカーをしたい」と強い意気込みを語った。

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2020年1月11日のニュース