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FC東京、多摩少年院の院外学習受け入れ 森重「サッカーで世界が広がれば」

[ 2019年11月5日 19:58 ]

少年院の院外学習を受け入れたFC東京。元日本代表DF森重が少年と対話する
Photo By スポニチ

 リーグ2位のFC東京は5日、都内で9日の磐田戦に向けたトレーニングを公開で行った。ラグビーW杯の影響で本拠を使用できず、8月24日の札幌戦から8戦連続でアウェーで試合を戦っている。

 この日、クラブは社会連携活動の一環として少年院の院外学習の受け入れを行った。Jリーグからの依頼に応じ、3年前に多摩少年院でサッカー教室を実施。その後も毎年継続してコンタクトを取り続け、情報交換を重ねていく中で今回の活動にいたったという。院外学習の受け入れは7月11日、10月15日に続けて今回で3回目となる。

 グランドキーパーやホペイロの仕事を体験してもらうだけでなく、練習の見学後には元日本代表DF森重真人(32)ら選手2名とJリーグの原博実副理事長(61)が少年と対話した。森重は「サッカーが好きだという話もした。サッカーの話題などで世界が広がっていくのではないかなと思う。これからの人生の方が長いので、サッカーをするのもいいし、何か一つ面白いことを見つけてやっていってほしいなと思う」とコメント。原副理事長も「こういう活動を続けていく、特別ではなく、当たり前にするのが大事だと思う。今日は来て良かったなと思う」と意義を話した。

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2019年11月5日のニュース