なでしこ4発！東京五輪へ再出発　籾木が2点目「自分たちの力で優勝をつかみ取るという意識で」

後半20分、籾木がゴールを決める（撮影・篠原岳夫）
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　なでしこジャパンは6日、静岡市のIAIスタジアム日本平でカナダと国際親善試合を行い、4―0で快勝した。世界一奪還を目指した6月のW杯フランス大会ではベスト16に終わり失意に暮れたが、来年の東京五輪に向けて最高のリスタートを切った。

　W杯ではパスをつないで相手を崩すことにこだわったが、高倉監督は「裏への飛び出しも使おうと話していた」と臨機応変に攻撃を使い分けた。2―0の後半27分には浮き球のパスで相手最終ラインを抜け出した岩渕からのパスを長谷川が決め狙い通りの追加点。チーム2点目を決めた籾木は「東京五輪では自分たちの力で優勝をつかみ取るという意識で、練習の質が上がってきた」という。忘れることのできない悔しさが原動力になっている。