×

日本、大迫&南野のゴールでパラグアイに快勝!久保は最年少弾お預けも積極プレーで沸かせた

[ 2019年9月5日 21:14 ]

<日本・パラグアイ>後半17分、FKで直接ゴールを狙う久保(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 森保一監督(51)率いるサッカー日本代表は5日、茨城・カシマスタジアムで行われた国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、FW大迫勇也(29=ブレーメン)、MF南野拓実(24=ザルツブルク)のゴールで2―0で勝利。後半開始から出場したMF久保建英(18=マジョルカ)はA代表最年少ゴールはお預けとなったが、積極的なプレーで沸かせた。

 日本代表はMF中島翔哉(25=ポルト)、南野、堂安律(21=PSVアイントホーフェン)が2列目に顔をそろえ、大迫が1トップで先発。久保はベンチから出番を待つことになった。

 立ち上がりから流れるようなパスワークで好機を作っていた日本は、前半23分に大迫が先制ゴール。堂安からボールを受けたDF長友佑都(32=ガラタサライ)が左サイドからクロスを送ると、大迫が左足ダイレクトでゴールに流し込んだ。

 7分後の同30分には再び華麗にパスをつないでパラグアイの守備を崩し、南野が追加点。左サイドの中島がファーサイドでフリーとなっていたDF酒井宏樹(29=マルセイユ)にパスを送ると、酒井が中央の南野へ絶妙なクロス。フリーの南野がゴール左からダイレクトで決めて、リードを2点に広げた。

 後半開始から中島、酒井、堂安に代わって、久保とMF原口元気(28=ハノーバー)、DF植田直通(24=セルクル・ブリュージュ)がピッチへ。右サイドに入った久保は同4分、ペナルティーエリア手前でファウルを誘ってFKを獲得すると、左足で直接ゴールを狙ったが惜しくもクロスバーの上を越えた。13分には左サイドから原口のパスを受けると左足ダイレクトでシュートを放ったが、至近距離で相手DFがブロック。惜しいチャンスを逃した久保は思わず天を仰いだ。

 久保は同18分には右サイドで仕掛けてファウルを誘ってFKを得ると、左足から強烈なシュートを繰り出したが、枠を捉えたボールは相手GKがセーブ。23分にはMF柴崎岳(27=デポルティボ)のスルーパスに抜け出すと、ゴール右の角度のない位置から左足でシュート。クロスバーに当たって得点を逃したが、華麗なプレーにこの日一番の歓声が上がった。

 日本はそのまま2―0で勝利。南米選手権8強の強敵を相手に危なげない勝利を収め、10日の22年W杯カタール大会アジア2次予選初戦・ミャンマー戦(ヤンゴン)へ弾みをつけた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月5日のニュース