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福岡 梁のゴールで先制も水戸と引き分け 19位に浮上し自動降格圏脱する

[ 2019年7月27日 22:16 ]

 J2第24節が行われ、前節まで21位の福岡はホームで同3位の水戸と対戦し1―1の引き分けとなった。

 先制したのはホームの福岡だった。前半39分、DF輪湖のシュートのこぼれ球にゴール前で反応したFW梁が落ち着いて右足で合わせ押し込んだ。6月22日の敵地・徳島戦以来、5試合ぶりのゴールを決めた梁は「こぼれた球を決められて良かった」と今季8得点目に安堵の表情をみせた。

 前半をリードして終えたが、後半8分、相手FW小川の個人技から同点ゴールを許し、ゲームは振り出しに。その後も、MF前川を中心に積極的な攻撃の姿勢をみせ相手の11本を上回る15本のシュートを放ったが、今季ホーム2勝目はつかめなかった。

 試合を終え、久藤監督は「入りから選手がアグレッシブにいってくれた。奪いにいくところ、我慢するところをチャレンジしてくれて良かった」と前向きに評価。梁も「勝点1でも積んでいけばいずれ大きなものになる」と上位とのドローを前向きに捉えた。
 勝ち点1を加えたチームは自動降格圏を脱し、19位に浮上した。次節は31日、4位の山形と敵地で対戦する。

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2019年7月27日のニュース