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浦和 セレッソに完敗…23年ぶり前半だけで4失点

[ 2017年7月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第22節   浦和2―4C大阪 ( 2017年7月22日    ヤンマー )

C大阪に敗れ、サポーターに深々とあいさつをする浦和イレブン
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 浦和が首位のC大阪に2―4で敗れた。守備が崩壊し、前半だけで4失点は23年ぶりの屈辱となった。浦和が8月15日のスルガ銀行チャンピオンシップに出場するため、前倒しで1試合だけ開催された。

 浦和はまたも守備が崩壊し、大敗を喫した。前半だけで4失点はクラブ史上23年ぶりの屈辱。ペトロヴィッチ監督は「クロスから3失点、ミドルで1失点。形を見ると学生のチームがするようなイージーなミスからの失点」と振り返った。今季の総失点34はリーグワースト3位となった。

 前半のみで途中交代の森脇は「思い出せないほどショッキングな立ち上がり。代えられたのは11人中2人(森脇、宇賀神)が良くないと判断されたから」と話した。柏木は「(DF陣と)言い合い、ケンカしないと。強い頃のレッズはそうだったと聞いている」。日々の姿勢から変化の必要性を訴えた。

 試合後、指揮官の去就について問われたクラブ幹部は「今日の結果を受けて(監督を)交代することはありません。引き続き、支えていきます」と明言した。首位のC大阪と勝ち点差は12に広がった。巻き返しへ、厳しい戦いは続く。

 ≪4失点3度目は14年ぶりの屈辱≫浦和が首位のC大阪に2―4で完敗。これでリーグ最多の45得点に対し、失点はリーグワースト3位の34失点となった。前半終了までに4失点を喫したが、これは94年の第2ステージ第9節(9月10日)平塚戦(●1―4)以来、23年ぶり3度目のチームワーストタイ。また、今季は磐田戦(●2―4)川崎F戦(●1―4)に次いで3度目の1試合4失点。4失点以上を年間3度は03年以来、14年ぶりの屈辱だ。浦和の守備崩壊が止まらない。

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