天皇杯　来年元日の決勝は埼スタ　松崎常務理事「満員になってくれれば」

　第９７回天皇杯の詳細が発表され、１８年１月１日に開催される決勝の会場が埼玉スタジアムに決まった。天皇杯の決勝が埼玉県で開催されるのは１９５６年の第３６回大会の県営陸上競技場以来６１年ぶり。関東圏での決勝開催は東京・味の素スタジアムで行われた２０１５年の第９５回大会以来２年ぶりとなる。

　国立競技場が使用できなくなってからの決勝は１４年度日産スタジアム、１５年度味の素スタジアム、１６年度は吹田スタジアムで開催。大会実施委員長の日本協会の松崎常務理事は「大阪の決勝は非常によかった。埼玉スタジアムも満員になってくれれば」と期待した。

　優勝賞金は１億５０００万円で昨季より５０００万円アップ。大会にはＪ１の１８チーム、Ｊ２の２２チームにシードチームのホンダＦＣ（ＪＦＬ）と都道府県代表４７チームを加えた８８チームが参加。ホンダＦＣと都道府県代表が参加する１回戦は４月２２日と２３日に行われ、Ｊ１およびＪ２勢は６月２１日の２回戦から登場。４回戦は７月１２日、４回戦は９月２０日、準々決勝は１０月２５日、準決勝は１２月２３日、決勝は来年元日。