【西日本クラシック】高知のシンメデージーがV 6戦無敗で東京ダービー切符 高知優駿と両にらみ

[ 2024年5月1日 19:00 ]

<園田11R・西日本クラシック>シンメデージーの鞍上で指ハートで喜ぶ吉村騎手
Photo By スポニチ

 園田競馬の東京ダービー指定競走「第1回西日本クラシック」(1870メートル)が行われ、吉村智洋騎乗の高知・シンメデージー(牡3=打越勇)が勝ち、重賞2勝目。1番人気、地元兵庫のオーシンロクゼロは2着だった。

 高知のシンメデージーと兵庫のオーシンロクゼロ。注目の無敗馬対決は序盤から火花が散った。

 逃げるミスターダーリンの直後につけたオーシンロクゼロ。その背中を見る形でシンメデージーが追走した。

 2周目の向正面半ば。オーシンロクゼロが動いた。すかさず追いかけるシンメデージー。そこからは2頭の一騎打ちだ。

 直線半ばまでもつれる。しかし、最後にシンメデージーが前に出て、最後は3馬身半突き放した。

 吉村は能力の高さを称えた。「完勝といえる内容。コーナーで少しモタついたが、直線ではしっかり伸びた。追えば追うほど伸びる。全部が良かった」

 打越勇師は「17キロ減でも馬体に寂しい感じはなかった。馬はいい雰囲気だった」と語り、アウエーでの重賞初Vに笑顔が絶えなかった。

 今後は「オーナーと相談した上で」との前置きつきながら「東京ダービー(6月5日、大井2000メートル)、高知優駿(6月16日、高知1900メートル)の両にらみ」と打越勇師。無傷の6連勝を引っ提げ、JRAの強豪にぶつかる姿を見てみたい。

続きを表示

「エプソムC」特集記事

「函館スプリントS」特集記事

2024年5月1日のニュース