中村雅俊「ある意味怖い芸能人」1位は松田優作さん「何かというとお説教するのが好きだった」

[ 2024年5月21日 21:40 ]

中村雅俊
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 俳優で歌手の中村雅俊(73)が21日、お笑いタレントの関根勤(70)が、14日までに自身のYouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」に出演。「ある意味怖い芸能人ベスト3」の1位に、89年に40歳で死去した松田優作さんの名を挙げた。

 中村と松田さんは同じ「文学座」の研究生で中村が13期、松田さんは12期で所属。「年も1個か2個上だったので、兄貴的な存在」だったと明かした。

 松田さんは73年の日本テレビ系ドラマ「太陽にほえろ!」で通称“ジーパン刑事”、中村は74年に同局系ドラマ「われら青春!」せ先生役を演じ本格デビューした。その後75年の同局系ドラマ「俺たちの勲章」で刑事役で共演をした。

 中村は「同じ文学座なんでマネジャーも一緒だった。俺なんかデビューして何年も経っていないんで、学生気分みたいなのがどこかにあって。でも松田さんは、そういう意味ではプロ意識が強いんで、よく俺に小言を言って。何かというとお説教するのが好きだった」と笑った。

 その内容を中村は「俺が学校の先生役で、歌を歌うって決まっていたんですよ。で『ふれあい』って出して売れちゃって。歌を出すことが俺の中でずっと続くことになる訳なんです」と、売り上げ100万枚超えの74年の大ヒット曲について語った。

 すると「よく2人で飲むんですけど、そうしたら“おいシュン…役者っていうのは歌なんか歌っちゃダメだよ”」と物まねをし「その後歌ってるんだけどね」と松田さんも歌を歌っていると笑った。

 さらに「もう、歌を歌っちゃダメだよとか、サインを求められて書いたりすると“俺らってさ…サイン会茶ダメじゃないかな”」と言われたと明かし、関根から「プロ意識が高かったんですね」と言われると「すごい真逆に近い感じで、すごく自分のことをよく見ていたし、逆によく見られるから、あの人の行動とか言動とかもすごい気になったりした」と語った。

 それでも「役者としても本当に真逆じゃないけど、別の道を歩んでいる感じもあったんで…。多分松田さんも俺自身もそうであるように、そんなにライバル意識っていうのは」なかったとし、「やっぱり同じタイプとか同じ匂いがすると意識するけど、全く違うので。やっぱりいい意味でセルフプロデュースとか、自分のことをすごくよく考えてて…」と振り返っていた。

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