柴咲コウ 西島秀俊にフランス語“ペラペラ”褒められ「話せる人みたいに思われちゃう」撮影半年前から学ぶ

[ 2024年5月20日 17:59 ]

「蛇の道」完成披露舞台あいさつに登壇した柴咲コウ(撮影・糸賀 日向子)
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 俳優の柴咲コウ(42)が20日、都内で行われた映画「蛇の道」(監督脚本・黒沢清、6月14日公開)の完成披露舞台あいさつに西島秀俊(53)らとともに登壇。フランスを舞台に行った撮影や共演者たちとの秘話を語った。

 同映画は、黒沢監督が98年に劇場公開された同タイトルの自作をフランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジ・サスペンスの完全版。

 黒沢監督は「動きが凄いですね。バトルロワイヤルを超えたんじゃないかっていうね(笑い)。どう猛というか…柴咲コウってこんなに動けるのっていうと、肉体やもちろんそれだけではないんですけど柴咲コウさんのまずは肉体の物凄さ、それは必見に値すると思います」と柴咲について熱弁。照れ笑いを浮かべた柴咲は「蛇のようなしなやかな感じですかね」と語った。

 また、共演の西島からも「スタッフの方と最初からフランス語で話されていて“フランス語話せるんだ”と思っていたら、この作品のために勉強されたと聞いた。本当に驚いた。相当努力される方なのかなと思った」と称賛されると、柴咲は「私フランス語話せる人みたいに思われちゃう(笑い)。クランクアップから1年たってるからもう忘れちゃいました」と謙遜しながら笑顔を見せた。

 「クランクインの半年前から開始して、3カ月前から集中して取り組んだ」とフランス語を学び臨んだ撮影を振り返った柴咲は「西島さんも青木さんも人間として素晴らしい。褒められて本当にうれしい。素晴らしいこの人間力は見習いたい。謙虚な方たちで私はもっとちゃんとしないといけないなと反省します」と共演の2人を称えた。

 完成披露舞台あいさつには黒沢清監督(68)、俳優の青木崇高(44)も登壇した。

 <映画「蛇の道」ストーリー>8歳の愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレ(フランス人俳優ダミアン・ボナール)は、偶然出会ったパリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得ながら、犯人探しに没頭。復讐心を募らせていく。だが、事件に絡む元財団の関係者たちを拉致監禁し、彼らの口から重要な情報を手に入れたアルベールの前に、やがて思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がってきて…。西島は心を病んだ小夜子の患者・吉村役で出演。

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