田中聖受刑者書き下ろしメッセージソング初公開「この場所から立ち上がるよ」　ファンはペンライトで声援

会場で上映された田中聖のプロモーションビデオの1シーン。歌詞でも「仲間がいる」と呼びかけた
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　元KAT－TUNの田中聖受刑者（38）が書き下ろしたメッセージソング「Restart」が18日、都内で開催された「ギャンブル依存症問題を考える会　10周年記念フォーラム」で初公開された。

　現在、刑務所に収監されている田中が昨年7月にレコーディングした楽曲で、2016年に覚醒剤と大麻所持の容疑で逮捕された俳優の高知東生（59）らがプロモーションビデオに出演。会場では映像も上映された。

　穏やかなメロディーが印象的な楽曲。歌詞に人生のつまずきを経験した田中受刑者が自らを重ねるように「僕らは一人じゃない」「この場所から　立ち上がるよ」とつづっている。

　会場ではペンライトを揺らしてファンが声援。手紙のやり取りをするなど、田中受刑者を支援する「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表は「聖くんにこの景色を見せてあげたい」と目を潤ませた。

　楽曲はチャリティーCDとして音源化。会場内で販売されたほか、考える会が主催するイベントなどで販売していく。田中代表は「聖くんは、元気に過ごしています。メッセージを寄せてくれたら、本人に届けます」と呼びかけていた。

　記念フォーラムは、ギャンブル等依存症問題啓発週間（毎年5月14～20日）に合わせたもの。