原作者・高山一実 「ありがたい!!」「トラペジウム」公開後の反響を実感「小説を書いていて良かったな」

[ 2024年5月18日 11:31 ]

舞台あいさつに登壇した高山一実(撮影・小渕 日向子)
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 元乃木坂46の高山一実(30)が18日、都内で行われた映画「トラペジウム」公開御礼舞台あいさつに出席し、公開後の反響やアフレコ時の思い出を語った。

 主人公は、アイドルを目指す高校生・東ゆうが「東西南北」の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む青春を描く本作。乃木坂46の1期生として最前線で活動してきた高山自身の経験や葛藤が込められた原作は、瑞々しくもリアリティーと熱量に満ちた文章も反響を呼び、累計30万部の大ヒットを記録した。

 ストーリーやアニメの完成度で話題を集め、作品を見た人たちはからは「頭から離れない」「もう一回見に行きたい」「3回目…。3回見ても足りない」など、絶賛の声が上がっている。

 本作の舞台あいさつは今回が3度目。「皆さんとお会い出来る機会があってうれしい」と喜び、「小説を書いていなかったらなかったんだと思うと、小説を書いていて良かったな」と感慨深い表情を浮かべた。

 予想以上の反響に「いろんなご意見を頂けるのが、トラペジウムのタイトルとつながっていて、うれしい」とニッコリ。SNSででの意見に「『わかるわ!』ばっかり。見たときに(自身が)思っていた感想というのを描いてくださっている方もいて、『この人にいいねしたい』というのもたくさん」と共感の連続だという。
 
 “うまくいかない、きれいな話にしたくない”という意味合いが込められたタイトルにつながる、様々な意見をもらえることを「うれしい」と感謝。「どんなご意見も正解。自分、高山一実の感想じゃなくて、作品の感想を頂くのが初めてなのでありがたいと思っています」と語った。

 「本当に“ありがたい”が重なっていく毎日を過ごしております。たくさんの方に関わって頂いて、自分以上にキャラクターについて考えてくださる方がいることがうれしい」と感無量。

 本作の背景にあったのは、「芸能界では人としても素敵じゃないと成功しない」ということと語り、「こういう機会を頂けたのは本当にうれしいことなので、ありがたい!!という気持ちです!」と言い切った。

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