長谷川穂積氏 井上尚弥のようなボクサー「100年は出て来ない」と思うワケ「想像の上をいくような…」

[ 2024年5月17日 16:58 ]

長谷川穂積氏
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 プロボクシング元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏(43)が15日深夜放送のTOKYOFM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木深夜1・00)に出演。プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)の凄さを語った。

 井上は6日、34年ぶり東京ドーム興行でメインイベンターを務め、挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)相手に6回TKO勝ちで、4本のベルトの防衛に成功した。

 長谷川氏は親交があるお笑いタレントの小籔千豊とトークを展開。小籔が「これ、よくこう井上さんみたいなボクサー出てけえへんのちゃうかって言うじゃないですか。もう出てけえへんと思いますか」と質問すると、長谷川氏は「出て来ないと思います」と言い切った。

 「もう、あと100年は出て来ないと思います」と長谷川氏。出て来ないと思う理由については「あれだけ完成度が高いボクサー、全てを持ってるボクサーっていないと僕は思うんですよ」と語り、「例えばよけるのがうまいとか、どんな相手にも勝つとか、そういう選手は出てくると思うんですけど、その想像の上をいくような倒し方、勝ち方、パフォーマンスを出来る選手はたぶん現れないですね」と説明した。

 「なんせパンチ力がやっぱり凄いんで。いい選手、うまい選手とかいっぱい今までいたし、今も実際いるんですけど、パンチ力ってもう才能なんですよ。本当に持って生まれたもの。しかもそれバケモノ級のパンチ力っていうのは、たぶんああいう選手は出て来ないですね」と絶賛。「例えばパンチ力だけ井上選手並みの選手は出てくるかもしれない。でもどっかディフェンスが甘かったり、ボクシングのIQが低かったりとかっていうのはあると思うんですけど、あれだけ完璧、全てが完璧な選手はもう出て来ないですねえ」としみじみと話した。

 小籔が「やっぱ才能と努力と、こつこつと精神力と覚悟とみたいなことでしょうかね。いろんなことが全て詰まってるということですか」と話せば、長谷川氏は「そうですねえ」と同調した。

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