子宮体がん手術を受けた藤あや子 医者から「奇跡だ…」と言われたこと明かす 「しばらく無理は禁物」

[ 2024年5月17日 15:55 ]

演歌歌手の藤あや子
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 歌手の藤あや子(62)が17日、自身のブログを更新。子宮体がんと診断され手術を受けたことを7日に報告していたが、その後の体調についてつづった。

 この日、「もう20年以上お世話になっている主治医の先生に術後のご挨拶に行ってきました」と書き出すと、医者からは「今回、子宮体癌が見つかってすぐに手術が出来たこと癌の組織もまだほんの数ミリで転移もなくリンパも摘出していない。このどれもが奇跡と呼べるものだとご説明を受けました」と報告。

 手術を終えた現在は「すべてのタイミングが絶妙だったし迅速に対応してくださったからこそこの奇跡は起こったのだと思います」と振り返り、「主治医の推奨されたオペをしてくださったドクターが素晴らしかったことはもちろんですが、改めて身体の異変に気づくこと、いかに毎年行う検査が重要であるかを思い知らされました」と記した。

 藤はすでに退院しており、今月21日には埼玉県川越市での35周年記念コンサートが控えている。「体調も少しづつ回復しておりますが、全身麻酔でのオペは身体のダメージが。しばらく続くので無理は禁物ということなのでしばらくはマルオレちゃんのお母さんとして静養&猫吸い治療をして少しづつお仕事もスタートしていきたいと思っています」とし、「どうか皆さまもご自身の身体と向き合って少しでも異変があったら信頼できるお医者様に診てもらいましょうね!スピードが肝心ですからね!」と呼びかけた。

 ◇子宮体がん 子宮がんは、子宮の袋状の部分(体部)にできる子宮体がんと、入り口部分(頸部=けいぶ=)にできる子宮頸がんに分けられる。体がんは、子宮内膜から発生するものがほとんどで、進行すると頸部、膣(ちつ)、卵巣、リンパ節に広がる。肺や肝臓など離れた臓器に転移することもある。発症のピークは50歳~60歳代。年齢が高くなるほどリスクも上がり、特に閉経後は発症に注意が必要。治療は、子宮や卵巣、卵管の切除が標準。5年生存率は約80%。

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