唐十郎さん死去 くしくも寺山修司さんと同じ命日…ネット驚き「選んだよう」「宿命」

[ 2024年5月5日 14:05 ]

唐十郎さん
Photo By スポニチ

 アングラ演劇の旗手として活躍した劇作家の唐十郎(から・じゅうろう、本名大鶴義英=おおつる・よしひで)さんが4日、東京都中野区の病院で死去した。唐さんが主宰する「劇団唐組」が5日、発表した。84歳。東京都出身。

 唐さんは、1940年(昭15)2月11日生まれ、東京・下谷万年町出身。明大文学部演劇学科卒。63年に「シチュエーションの会」(64年に劇団「状況劇場」に改名)を結成し、67年、新宿花園神社で“紅テント”公演を行う一方、根津甚八、小林薫、佐野史郎ら多くの俳優を輩出した。

 ネット上でも惜しむ声が多く上がる中、同じくアングラ演劇をけん引した寺山修司さんと同じ命日ということが話題になった。

 寺山さんは歌人として活躍し、1967年に劇団「天井桟敷」を結成。唐さんとはライバルとしてしのぎを削った。1981年5月4日に死去した。

 「まさか5月4日が寺山修司と唐十郎二人の命日になるとは」「不謹慎かもしれないけど、その時を自分で選んだようだ」「寺山修司さんと命日が同じだなんて」「寺山修司も今日が命日ということに奇妙な宿命を感じる」「同じ日に亡くなるとは…」などと声が上がった。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年5月5日のニュース