マルシア、「元義理の父」唐十郎さんに感謝「お酒が大好き…ジョークを飛ばしながら爆笑した」

[ 2024年5月5日 12:27 ]

ブラジル出身の歌手マルシア
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 アングラ演劇の旗手として活躍した劇作家の唐十郎(から・じゅうろう、本名大鶴義英=おおつる・よしひで)さんが4日、東京都中野区の病院で死去した。唐さんが主宰する「劇団唐組」が5日、発表した。84歳。東京都出身。

 訃報を受け、長男で俳優の大鶴義丹(55)の元妻の歌手・マルシア(55)がX(旧ツイッター)を更新。唐さんを追悼した。

 マルシアは「唐十郎様 ご冥福をお祈り致します 合掌」と追悼。「唐さんは元義理の父でもあり、あの頃を振り返ると…お酒が大好き、楽しいお話が大好き、演劇や文化の話をジョークを飛ばしながら爆笑した印象が御座います」と、ありし日をしのんだ。

 「昭和の偉大なる宝がまた一人去って逝く。唐様、改めて感謝を申し上げます」とつづった。

  唐さんは、1940年(昭15)2月11日生まれ、東京・下谷万年町出身。明大文学部演劇学科卒。63年に「シチュエーションの会」(64年に劇団「状況劇場」に改名)を結成し、67年、新宿花園神社で“紅テント”公演を行う一方、根津甚八、小林薫、佐野史郎ら多くの俳優を輩出した。

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