能見篤史氏 ソフトバンク・モイネロの先発転向に「球数さえ投げさせてしまえば…戦略は凄い立てやすい」

[ 2024年5月5日 09:45 ]

能見篤史氏
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 元阪神、オリックスで通算104勝を挙げた能見篤史氏(44=本紙評論家)が5日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。ソフトバンク・モイネロ投手の先発転向について言及した。

 モイネロは今季、ここまで6試合に登板し、40イニングを投げて防御率1・58と安定しているが、1勝1敗にとどまっている。

 能見氏は「実は、後ろにいられたらお手上げなんですよ。8回からモイネロ、オスナ投手の2枚看板に出てこられたら、どうにも対処できないってなると、7回までに何とか勝負をつけておかないとなんですけど、前にいってくれたことによって、モイネロ投手より上の投手が出てくるといったら出てこない」と指摘。

 そして、「これは西武の平投手がそうだったんです。前にいってくれたことによって、後ろにあれだけのタフで剛腕にいられると、その回に例えばクリーンアップから始まりますっていうところで平投手にきっちりやられると、反撃ができなくなる。でも前にいってくれたら平投手より上のランクの投手が出てこないのでチャンスが出てくる」と西武・平を例に出しつつ、「これはモイネロ投手にもいえるんです。(先発して5、6回に降板すると)チャンスは必ず出てくるので、やってる側からするとありがたい。先発に転向したら、球数さえ投げさせてしまえば5回で代わる可能性もある。戦略は凄い立てやすい」と話した。

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